アラフィフ独身女史の日々

50歳代独身女史の介護や美容お仕事趣味の世界あれこれな毎日

k(弟)と父のこと

我が家は現在3人暮らしです。

ハハと私とk(弟)。

このkもちょっと曲者なんですよね・・・(ブログ見つかったら怒られるかな(*‘ω‘ *))

 

最初に書いたんですが約15年程、いや20年の方が近いかな?半引きこもり。

”半”っていうのは日々の食材のお買い物や、自分の好きなことだったらお出かけするし、知り合いと話すのは普通にできるので私がそう思っているだけですが。

きっかけは転職したらその会社の上司と合わず、辞めてしまってから次の会社へ転職というのができなくなってしまったようです。

その後ずーっと家でテレビを見るか、ゲームをするか。その時は本当の引きこもりって感じでしたね。

 

で、父が突然認知を発症Σ(・□・;)!!

だんだんいろんな事がわからなくなり、出かけてはお財布を盗られたと大騒ぎをしたり、毎日通っていたパチンコ屋さんに行くバス停🚏がわからなくなって、遠くの駅まで行ってしまい、線路で立ち尽くしていたところ(電車に轢かれたら大変よー💦)を警察に保護されたりと、あっという間に目が離せない存在になってしまいました。

それを家に居たkが必然的に面倒を看るということに自然になってしまいました。

 

最初のころは献身的に外出に付き添ったり、ご飯やお風呂の世話もしてもらっていたのですが、元々そういうことが得意なタイプなわけではない上に、どんどん認知の症状が進んでいった父が、「こいつがお金を盗った!」と怒ったり(もちろん濡れぎぬ)

真夏にとんでもない厚着をして出かけようとしたところを、洋服を乱暴に脱がせたとか脱がせないとかで大ゲンカになったりと険悪な関係になっていきました。

 

この段階でkはだいぶ心を病んでしまったようで、話しかけてもあまり返事もなく、淡々と父から目を離さず、無言で世話をする。という感じで過ごしていました。

そんな中で、暴言を吐いたり、🚽を失敗したりする父のことを”物”を扱うように接するというか、本当に雑に接するようになってきました。

私やまだ当時ぼけていなかったハハが一生懸命「そんなんじゃダメだ」とか「お願いだからもうちょっと優しくして」と言っても全く聞く👂持たず。という感じ。

これはちょっとヤバいことになってしまうかも~?!とビビった私が、「kよ、これは私たちのせいでもあるけど、最近の君はちょっとおかしい。病院に行ってみよう!」と無理やり”精神科”へ連れて行きました。

 

そこでやはり、いわゆる”うつ病”という診断がくだされたのです。

本当にホントに申し訳なかったなぁ・・・かなり我慢したんだろうなぁと今なら思うのですが、やはり当時は私は

一生懸命父の面倒も見て、会社にも行って、土日も両親の病院に付き添って、大変!kは今までも今だって、家でのんびりテレビ見てて、たまに父のことを見てくれるだけではないか!甘えすぎだっ!(# ゚Д゚)私の方が病んでもおかしくないわよ~キーっ!!

なんて思ってたんです。心のどこかで。

ごめんよ(´;ω;`)ウゥゥ

 

でも、この時は本当に大変だったなぁ。誰に相談していいのかもわからず、ネットで相談したり、病院の先生に聞いたり。

結局は介護に詳しい認知症で通い始めたクリニックの看護師さんが色々なことを教えてくれました。

ケアマネさんとお話してくれて、デイサービスに通えるようにしてくれたり、介護認定の手続きについて教えてもらったり。本当は役所へ行ったり、地域の包括センターへ相談するのが早かったのでしょうね。でも親がボケるなんて先の話って勝手に思ってて、なんの準備もしてなかったから、バチが当たったのかも!

 

そんな父も亡くなって3年が経ちました。ハハはまだついこの間亡くなったくらいに思ってるみたいだけど...( = =) トオイメ

 

では。